I-Con連載
2020.07.29
《まとめ》i-Constructionが解る! 国交省が推進する「i-Construction」。ICTによる土木工事の変革だ。これまでアナログの代表と思われていた土木の現場が、先端テクノロジーの力で大進化を遂げようとしている。
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【1】土木の大進化時代
2019.03.19 i-Constructionとは、国土交通省がかかげる「生産性革命プロジェクト」のひとつで、土木分野の生産性を飛躍的に高めることを目的にしている。2016年度から本格的に始動し、「土木工事へのICT技術の全面的な活用」「コンクリート工の規格の標準化」「施工時期の平準化」が柱だ。
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【2】i-Constructionを支える技術
2019.03.26 土木工事の現場を大きく変えるi-Construction。それを支えるのが「ICT施工」だ。その中で使われているテクノロジーで、最も重要なのが3次元データを扱う技術だ。ICT施工では、さまざまな局面で3次元データが活躍する。
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【3】起工測量の革新
2019.04.09 工事を始める前に必ず行う起工測量。工事着手前の現場の形状を把握し、その後の施工計画の立案やコスト計算をするための重要な作業だ。i-Constructionの場合も同様で、プロセスのまず第一歩は起工測量ということになる。
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【4】3次元設計データの作成
2019.04.23 i-Constructionのプロセスは、すべて3次元データに基づいて進む。設計図も同様だ。発注者から3次元の設計データが支給されればそれをそのまま読み込めば良いが、現実的には、まだまだ2次元の図面の形で支給される場合が多い。
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【5】ICT施工の現在
2019.05.17 i-Constructionでは、施工現場もICT化される。いわゆるICT建機を使った生産性の高い施工が求められるのだ。ICT建機を使った施工は、3次元設計データを元に行われるため、様々なメリットがうまれる。
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【6】進化した3次元出来形計測
2019.06.14 従来の出来形管理では、定められた断面を巻き尺やレベルで計測し、その値をその場でメモ、写真を撮り、後に事務所で出来形管理資料を作成していた。手作業が多く、データの転記ミスや計算ミスのリスクも起こりがち、もちろん時間もかかる。
〈ご参考までに...〉
● i-Construction関連商品(アクティオ公式サイト)
● 事業分野紹介「i-Construction(ICT施工)」(アクティオ公式サイト)