2020.05.13

三重いなべテクノパーク統括工場紹介【1/3】整備やトレーニングも担う物流の拠点 全国に137カ所ある工場・センターの中で、最大敷地面積を誇るのが三重いなべテクノパーク統括工場だ。アクティオが取り扱う、ほぼすべての機械の整備を担っており、東海エリアと西日本エリアの物流拠点でもある。その全貌を3回にわたって紹介しよう。

三重いなべテクノパーク統括工場紹介【1/3】整備やトレーニングも担う物流の拠点

2015年に完成した最新鋭設備の整備拠点

アクティオは佐野、千葉、三重、関西、九州の全国5か所にテクノパークを展開している。専門性の高いスタッフによる機械の整備を行うとともに、実習や研修の施設を設けて、「レンサルティング」の質を高めているのだ。また、広大な敷地に充実のラインナップと豊富な保有台数を実現し、レンタル品を最短時間で送り出すデリバリー拠点としての役目を担っている。さらに震災ならびに防災対策の機械・機材供給基地として機能するとともに、地域の雇用促進や、工場見学の実施などによる地域社会との共存共栄も目指している。

三重いなべテクノパーク統括工場は、ゼロから新規で立ち上げ、2015年に完成したテクノパーク。アクティオが永年にわたって培ってきたノウハウと先進技術がこのテクノパークに注ぎ込まれている。

シリーズ1回目となる今回は、「総合事務所」「発電エリア」「重機・車両エリア」「小型機械エリア」「トレーニングフィールド」といった、三重いなべテクノパーク統括工場の根幹をなすエリアをピックアップした。



総合事務所
テクノパークの司令塔

テクノパークのコントロールセンター的な役割を果たしているのが総合事務所だ。総合事務所にはテクノパークの運用課に加え、エンジニアリング事業部のスタッフも駐在している。ここでは営業所からの連絡対応のほか、出荷、入庫依頼などに対応している。


ふたつあるモニターの右側では、小型機械を扱う整備三課の作業状況がリアルタイムで把握できる。整備三課は扱う機械の性格上、整備スピードが速いため、アクティオの基幹システム「ARMS」と在庫数が乖離しやすい。それを補足するため、このモニターでチェックしているわけだ。左側のモニターはメール便の稼働状況を示しており、配送の小型トラック3台、大型トラック1台の現在地点が表示されている。

フロントでは6名のスタッフが営業所からの電話対応、FAXによる出荷、入庫依頼などに対応している総合事務所では6名のスタッフが営業所からの電話対応、FAXによる出荷、入庫依頼などに対応している
左:運用課 フロント 主事の近藤貴之。対応エリアは東海三県がメインだが、エリア外からの業務依頼も飛び込んでくる。右:エンジニアリング事業部 フロント 主事の佐藤正隆。エンジニアリング事業部の整備拠点は佐野テクノパーク統括工場内にもあり、機械の種類によって振り分けられている左:運用課 フロント 主事の近藤貴之。対応エリアは東海三県がメインだが、エリア外からの業務依頼も飛び込んでくる。右:エンジニアリング事業部 フロント 主事の佐藤正隆。エンジニアリング事業部の整備拠点は佐野テクノパーク統括工場内にもあり、機械の種類によって振り分けられている




発電エリア
主に可搬型発電機を整備

可搬型発電機やコンプレッサなどのメンテナンスを行っているのが整備一課。エンジンオイル交換をはじめとするメンテナンス作業から、故障診断・性能試験なども実施している。整備一課で特に重要視しているのが性能試験。負荷試験エリアでは、入庫した発電機すべてに性能試験を行っており、現場で使用されている状況と同じようにフルに電気を取り出し、性能が維持されていることを確認している。

整備一課の作業エリア。可搬型発電機やコンプレッサーなどの整備を行っている。整備一課の作業エリア。可搬型発電機やコンプレッサなどの整備を行っている
発電機に関連する自動運転盤の整備や仕様変更も整備一課が担当(整備一課 業務 主事 北原孝志)発電機に関連する自動運転盤の整備や仕様変更も整備一課が担当(整備一課 業務 主事 北原孝志)
左:入庫した発電機すべてに負荷試験を実施。右:整備一課 業務 主事の内田裕二。各作業員の技術サポートや整備の進捗に合わせ、入庫点検から故障診断まで、すべての機械を担当している。左:入庫した発電機すべてに負荷試験を実施。右:整備一課 業務 主事の内田裕二。各作業員の技術サポートや整備の進捗に合わせ、入庫点検から故障診断まで、すべての機械を担当している



重機・車両エリア
自走系の機械、車両をメンテナンス

整備二課の作業エリアは、「室内系高所」「車両系機械」「重機(バックホー)」「その他(事業部の機械)」の4つ。さらに「その他(事業部の機械)」は、主に道路機械、鉄道機械、林業機械を取り扱っている。いずれのエリアでも点検、整備、修理を行っており、再度お客さまに貸し出しできる状態にしてから各営業所に戻しているわけだ。営業所では少ない人数でさまざまな作業、入出庫などを行っているため、機械を整備する時間を取りにくい。よって、工場で行き届いた整備を実施することが必須なのだ。

整備二課は「室内系高所」「車両系機械」「重機(バックホー)」「その他(事業部の機械)」を担当整備二課は「室内系高所」「車両系機械」「重機(バックホー)」「その他(事業部の機械)」を担当
整備二課の内山采紀。室内系高所エリアを受け持っており、入庫点検、修理見積などを担当整備二課の内山采紀。室内系高所エリアを受け持っており、入庫点検、修理見積などを担当



小型機械エリア
多種多様な小型機械を整備

小型機械(電工ドラム、発電機、プレート、照明関係、高圧洗浄機、集塵機、掃除機、エアー工具、電動工具、送風機など)、タンク(0.5~20㎥)、小型機械(レバーブロック、チェーンブロック、ベルトコンベアなど)、コンテナ(観音扉、シャッター式)など、取り扱い品目が多岐にわたるのが整備三課。作業の進捗状況の見える化が重要となるため、アンドンを取り入れ、リアルタイムに見られる仕組みづくりを行っている。

整備三課は比較的小さな機械を数多く取り扱っている整備三課は比較的小さな機械を数多く取り扱っている
整備三課 業務 主事の植田恵美子。修理見積の作成、時間を要する修理などを担当。また課の枠を超えた委員会活動にも従事している整備三課 業務 主事の植田恵美子。修理見積の作成、時間を要する修理などを担当。また課の枠を超えた委員会活動にも従事している



トレーニングフィールド
社員教育や外部への講習の場として活用

テクノパーク内にある教育の場がトレーニングフィールドだ。主な講習内容はドローンを使った測量やICT建機による盛土、軌陸車の作動テストなど。社員教育の場として、また外部を対象とした講習も行われている。この他、年に10回程度、(社)全国土木施工管理技士会連合会の継続学習制度の会場としても使用されている。

トレーニングフィールドでは、軌陸車の作動テストやICT建機の講習が行えるトレーニングフィールドでは、軌陸車の作動テストやICT建機の講習が行える
整備二課 業務 主査の黒田浩史。トレーニングフィールドも担当しており、必要に応じて講師役もこなす整備二課 業務 主査の黒田浩史。トレーニングフィールドも担当しており、必要に応じて講師役もこなす

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