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2024.11.19
従来同様の使い勝手を実現「電動バックホー TB20e」 建設機械は、古くからガソリンやディーゼルといった化石燃料を使ったエンジン(内燃機関)を動力として発展してきたが、近年の「脱炭素」の流れは、建設業界も例外ではない。今回紹介する「TB20e」は、排出ガスがゼロで低騒音の小型バックホーだ。
近未来の建設機械を感じさせる「TB20e」
株式会社竹内製作所が開発した「TB20e」は、同クラス(1.8t)のディーゼルエンジン式バックホーと同等のパワー、スタミナを誇る電動式バックホーだ。
電動式バックホーの最大のメリットは、排出ガスがゼロで低騒音なこと。学校、病院、自治体の敷地内や周辺など、排出ガスと騒音の規制があるエリアでも作業できる。
建設機械に限らず、「電動」と聞くとバッテリーの持ちが気になる。「TB20e」の連続稼働時間は最大8時間。もちろん、使用条件により8時間を下回る可能性もある。そういう場合は休憩中に急速充電する、状況が許せば、充電ケーブルをつないだままでの作業も可能だ。
■主な仕様
連続稼働時間※1 | 最大8時間 |
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充電時間※2(400V~480V急速充電) | 約2時間 |
充電時間(200V充電) | 約6時間 |
※1 連続稼働時間は目安であり、使用条件により 8 時間を下回る可能性がある
※2 充電時間は、充電残量が20%の際に80%まで充電するのに要する標準時間を記載
電動バックホー「TB20e」が稼動している姿を間近で見ると、駆動するアームが発する「カチャ、カチャ」というかすかな音がするだけ。エンジン音は全くしないため、SF映画を見ているような不思議な感覚に陥る。実際の作業では掘削音もあるとはいえ、近未来的な作業風景となることは間違いない。革新的なこのバックホーは、今後大きな注目を集めそうだ。
▼電動バックホー「TB20e」
※記事の情報は2024年11月19日時点のものです。
〈ご参考までに...〉
● 電動バックホー(アクティオ公式サイト)