停電時に非常用電源を自動供給する「発電機自動運転盤」

商用電源停電時の予備電源としては、「発電機自動運転盤」が力を発揮する。さまざまな条件下で発電機を自動運転する装置で、アクティオのオリジナル商品のため、発電設備計画や設計の相談に柔軟に対応可能だ。

停電から給電までは約40秒（10～1,000kVAまでの場合）で、送電を止めないよう発電機の交互運転ができる。発電機の自動並列運転装置により、1,000kVA以上の容量にも対応する。何kVAの発電機でも接続OKで、1台の発電機自動運転盤で5台まで、発電機自動運転盤の数を増やせば最大32台まで接続可能だ。8時に運転開始し、18時に停止するといった、24時間タイマーを使用した時間指定もできる。

災害時、快適に利用できる仮設トイレ

大規模な災害が起こると、浸水や断水などによってトイレが使えなくなり、避難者の健康被害に影響を及ぼす恐れがある。緊急時に備え、水回りを確保することが重要だ。アクティオは、どこでも簡単に設置できる快適な仮設トイレをレンタルしている。

■簡易水洗トイレ

「簡易水洗トイレ」は下水道が整備されていない場所で使用する、汲み取り式トイレ。排泄物をタンクにためておき、定期的に汲み取る仕組みだ。1回の洗浄水量が500cc以下と少量の水で洗浄できる。便器と便槽の間に弁が付いており、流したい時にだけ水が流れるため、汚れの付着や臭いを防げる。

上写真の簡易水洗トイレは、便槽容量が380L、全長1,598×全幅876×全高2,572mmの和式タイプ。ほかにもさまざまなタイプをそろえており、現場に合わせて選べる。

■車載用トイレ

「車載用トイレ」はその名の通り、軽トラックに積載した状態で使用できる小型のトイレ。国土交通省が定める「快適トイレ」の標準仕様に準拠したタイプは、簡易水洗の洋式便座や明るい照明、荷物用のフックや擬音装置など、快適なトイレ環境に必要な装備がそろっている。

また、道路交通法に準じ、軽トラックへ積載時の地上高2.5m未満を実現。安心して公道を走れる。電光掲示板やほかの資材との相積みが可能なタイプもある。

複数の気象データをリアルタイムで観測

水害や土砂災害に備えるには、気象データを予測することが重要である。現地に行かなくても気象データや水位を確認できるサービスを活用することで、増水時にも迅速に初期対応を進めることができる。

■PLCユニット+複合気象ステーション

「PLCユニット+複合気象ステーション」は、温度・湿度・風向・風速・気圧・降水量の6項目を1台のセンサーで測定できる。取得した気象データはPLCユニットを介して、リアルタイムで観測可能。さらにルーターを追加すれば、インターネット経由でいつでもどこからでもモニタリング可能になる。

使用イメージ

モニター画面は、計測項目やグラフの範囲などをカスタマイズできるのも便利だ。

PLCユニットの使用画面

PLCユニットのウェブサーバー。温度・湿度・雨量・風向・風速のモニタリング画面例

■遠隔計測監視システム みまわり伝書鳩（気象）

NETIS登録商品（登録番号：KK-210022-VE）である「遠隔計測監視システム みまわり伝書鳩（気象）」は、各種測定器（センサー端末）、通信回線、管理サーバーが全てセットになったオールインワンの遠隔監視制御システム。

温度・湿度・風向・風速・雨量・照度・紫外線・気圧の気象データと、暑さ指数（WBGT）の9項目を一括で測定し、専用のクラウドサーバーに蓄積する。必要な時にいつでもスマートフォンやPCで遠隔モニタリングが可能だ。計測データはサーバーに記録されるだけでなく、必要時に自由にダウンロードできる^※。

※データは365日分保存可能

ウェブ画面例

※記事の情報は2024年9月18日時点のものです。

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【台風対策商品②】へ続く

〈ご参考までに...〉

● 発電機自動運転盤（アクティオ公式サイト）

● 簡易水洗トイレ（アクティオ公式サイト）

● 車載用トイレ（アクティオ公式サイト）

● 快適トイレカー（レンサルティングミュージアム）

● PLCユニット＋複合気象ステーション（アクティオ公式サイト）

● 遠隔計測監視システム みまわり伝書鳩（気象）（アクティオ公式サイト）