レポート
2019.07.03
エスアールエス(株)が高所作業車などをデモンストレーション(CSPI-EXPO) 「第2回 建設・測量生産性向上展」(CSPI-EXPO、幕張メッセ)では、アクティオグループのエスアールエス株式会社も初出展。高所作業車のデモンストレーションや、プロハウスの展示などを行った。
エスアールエスのブースでは、高所作業車やアタッチメントなどの展示・デモンストレーションに加え、この春に開設した相模原教習センターのPRも行い、来場者からの注目を集めていた。
自走式Z型ハイブリット屈伸ブームリフト Z60/37FE
最大作業台高さ18.16M 驚異の11.15m水平リーチ
電動駆動の屈伸ブームは最大作業台高さ18.16mだが、一番の特徴は約7m上げたところから、水平に11.15m伸ばせる点だ。さらにその状態で移動もOK。動力はバッテリーに加え、エンジンも併用することが可能なハイブリッドタイプ。プラントやヤードの点検・整備をする際に活躍が期待されている。
プロハウス
大型連棟により広々空間も実現可能
強固な構造体にすることで中柱を不要とし、すべての壁パネルを変えることが可能。桁側(長手側)に中柱を設けていないため、窓などの1,800mmパネル・ユニットを4坪では最大3枚、5坪では4枚取り付け可能だ。オプション展開も豊富で、エアコン、トイレ、キッチン、風除室など25種類ほど用意されている。
エスアールエス相模原教習センター
安全に作業を行うための資格を取得
労働安全衛生法では、安全に作業を行うために法で定められた危険または有害な業務に従事するときは、『その業務に関わる資格を有する者でなければ、当該業務に就いてはならない』とされている。その資格には免許、技能講習、特別教育、安全衛生教育の4つがあり、相模原教習センターでは免許以外の講習を行っている。
グラップルカッターTIGER CUT
掴んで切って運べるスグレモノ
木を掴んで切って、さらに木を掴んだまま運べるスグレモノ。樹木の種類にもよるが、ミニショベルでおよそ直径25cmの太さまで切断可。チェーンソーで伐採すると、木が倒れ、木の移動も必要になるが、グラップルカッターなら大幅に作業時間を短縮できる。
小型自走式チッパーLB-S205C
伐採現場でチップ化、搬出が容易に!
直径20cm以下の枝葉のついた木、竹などを、伐採現場で細かくチップ化する機械。切削チップは1Lの袋に収められるため、搬出も容易だ。
ショベル装着型杭抜き機 アボロンAG6400
油圧ショベルで杭を引き抜き可能
建物の解体工事が終わり、基礎も取り去った後に、地中に残っている杭を油圧ショベルで解体できるアタッチメント。ケーシングが回転することで穴を開け、真ん中に残った杭はワイヤーを掛けて引き抜く。10m程度の杭までなら、クレーンを使わず引き抜き可能だ。
レベルモニターLM-4S
傾斜センサーで傾きを感知
掘削・杭ねじ込み時、油圧ショベルは構造上、まっすぐ降ろすのが難しい。どうしても傾きが生じるため、オペレーターとは別の作業員が外から傾きをチェックする必要がある。そのような場合、このレベルモニターLM-4Sを取り付ければ、運転席でオペレーター自身がディスプレイを確認することで傾きを補正可能。これば便利だ。
▼測量・建設生産性向上展2019 SRS
※エスアールエス相模原教習センターは2021年3月末に閉鎖いたしました。
※記事の情報は2019年7月3日時点のものです。
〈ご参考までに...〉
● 自走式Z型ハイブリット屈伸ブームリフト Z60/37FE(SRS公式サイト)
● プロハウス(SRS公式サイト)
● グラップルカッター(SRS公式サイト)
● 自走式木材破砕機(アクティオ公式サイト)
● 事業分野紹介「林業分野」(アクティオ公式サイト)