2026.08.20
バイオディーゼル燃料専用バックホーを製作。日本キャタピラーとの共同で実現 アクティオは2026年3月、日本キャタピラー合同会社と共同で「バイオディーゼル燃料専用バックホー」を製作した。20tクラスの「CAT 320D」を改良し、植物油や廃食油由来の燃料を使用することで、CO2排出量削減やカーボンニュートラルの実現に貢献。再生エンジンや再生部品を活用したリビルド仕様により、製造過程の環境負荷も低減する。さらに左右のカメラや大型モニターを追加し、安全性も向上した。環境への配慮と現場の安全性を両立した、次世代型の建設機械だ。

脱炭素社会の実現に向けたバックホーを製作
近年、建設・解体・インフラ整備の現場では、脱炭素社会の実現に向けた環境負荷の低減が強く求められている。建設機械の分野においても、生産性・作業効率を高めながら、いかにCO2排出量を削減し、燃費性能を向上させるかが重要な課題となっている。
こうした状況を踏まえ、アクティオは、日本キャタピラー合同会社と共同で「バイオディーゼル燃料専用バックホー」を製作した。
バイオディーゼル燃料専用バックホー
使用済み天ぷら油などを回収・精製したバイオディーゼル燃料で動くバックホー
バイオディーゼル燃料とは、植物油や使用済みの天ぷら油などを回収・精製して作られる、ディーゼルエンジンの燃料である。生物由来の油を使用することで、燃焼時に大気中のCO2を実質的に増やさない、カーボンニュートラル(脱炭素化)の実現に寄与する。
バイオディーゼル燃料専用バックホーは、日本キャタピラーの20tクラスのバックホー「CAT 320D」をリニューアルし、日本キャタピラーディーラーのメカニックが新車同様に整備したもの。エンジンは「再生エンジン」に載せ替え、燃料ラインなどもバイオディーゼル燃料に適したものに変更した「リビルド製品」だ。
バイオディーゼル燃料仕様の燃料ラインを装着したエンジン
バイオディーゼル燃料の利用に加え、再生部品を活用した「リビルド」により、製造過程でもCO2排出量の削減にも配慮した、次世代の建設現場での活用を見据えた開発プロジェクトとなった。
また、純正では後方のみだったカメラを機体の左右にも設置し、左右のカメラ用に大型モニターも追加したことで、走行時や作業時の安全性が向上した。
(左)左側カメラ (右)右側カメラ
左右・後方カメラモニター

これまでも、バイオディーゼル燃料専用発電機や電動バックホーなど、環境に配慮した商品をいち早く投入してきたアクティオ。今後もCO2や環境負荷の低減に貢献する商品を提供していく構えだ。
▼バイオディーゼル燃料専用バックホー
※記事の情報は2026年8月20日時点のものです。
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