2026.03.05

高い作業性と大きな破壊力を持つ破砕機械「油圧セリ矢」 岩石の破砕やコンクリート構造物の基礎解体など、幅広い分野で使用されている機械が「油圧セリ矢」だ。破片が飛び散らず、離れた場所から操作できるため、足場の悪い場所や狭い場所でも安全に施工できる。

割りたい方向に割る

「楔(くさび)を打ち込む」という言葉がある。敵陣の中に攻め込んで勢力を二分する、親しい間柄に邪魔を入れる、などの意味を持つ。


「くさび」とは、隙間に打ち込んで材料を割ったり固定したりする道具で、先端に向かうほど薄く(または細く)、V字型に尖った形をしている。


ここで紹介する「セリ矢」は石を割るためのくさび。まずは削岩機で穴を開け、その穴に「羽根」と呼ばれるガイドのような金属を2枚差し込み、その間に芯となるくさび(矢)を打ち込む。割りたい方向を意識して矢をセットするのがポイントだ。


矢を打ち込み、垂直方向に力をかけると、数十倍の力が左右方向に働くという「パッカーの破砕原理(くさびの原理)」により、石を割りたい方向に割っていくのである。これを人力ではなく、油圧で行うのが「油圧セリ矢」だ。


油圧セリ矢油圧セリ矢


油圧セリ矢による破砕の仕組み油圧セリ矢による破砕の仕組み


パッカーの破砕原理(くさびの原理)により、元の数十倍もの力を生み出せるパッカーの破砕原理(くさびの原理)により、元の数十倍もの力を生み出せる




足場の悪い場所や狭小地でも安全に施工可能

油圧セリ矢は、高い作業性と大きな破壊力を持つ破砕機械で、岩石の破砕やコンクリート構造物の基礎解体など、幅広い分野で使用されている。破片が飛び散らず、離れた場所から操作できるため、足場の悪い場所や狭い場所でも安全に施工できる。


油圧でくさび(矢)を打ち込み、パッカーの破砕原理によって対象物を割りたい方向に割る油圧でくさび(矢)を打ち込み、パッカーの破砕原理によって対象物を割りたい方向に割る


※記事の情報は2026年3月5日時点のものです。



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