2021.05.07

優れた吸音力で工事現場の騒音をカットする「エコーバリア」 大気汚染や水質汚濁など「典型7公害」の中で、最も苦情件数の多い「騒音」。全国公害苦情受付件数のうち最大の33.2%を占める(総務省「令和元年度 公害苦情調査結果報告書」)。工事やイベントなどの現場で騒音対策は重要課題だ。今回紹介する吸遮音シート「エコーバリア」の特長は、高い吸音性能と軽さ。持ち運びに便利で、さまざまなシーンでの活躍が期待できる。

優れた吸音力で工事現場の騒音をカットする「エコーバリア」

遮音を超えた「吸音」で、高い防音性を実現

エコーバリアは、優れた騒音低減力を持つ簡易型吸遮音シートだ。防音には「遮音」と「吸音」の2種類の方法があるが、エコーバリアが採用しているのは吸音。一般的な防音シートは遮音が主流だが、エコーバリアは最高級の吸音材を用いることで「遮音を超えた吸音」を実現。音のエネルギーを減退させて、反射音を最小限に抑制する。

最大40dBの騒音低減が可能で、シートを2重3重に重ねれば、さらに騒音をカットすることができる。運転音の大きな発電機を使用する場合や工事現場、コンサート会場など、大きな音の出る現場の騒音対策で活躍すること間違いなしだ。


耐久性と防水性を備える4層構造

シートは4層構造となっている。表面層は、高い耐久性と防水性を持つ高品質PVC(ポリ塩化ビニル)を使用。最大限の騒音低減を確実にするための最適な質量を備える。表面層の下に吸音材を挿入。最高級の吸音材を使用し、騒音反射を防ぐ。

吸音材の下には、水の侵入を防ぎつつ空気の流れを確保する防水通気性膜を敷き、最下層に耐久性強化メッシュを採用。過酷な作業環境でも防音性能を保持し、製品寿命を延ばす。

高い耐久性と防水性を備える4層構造で、過酷な環境で使い続けても防音性能を保持する高い耐久性と防水性を備える4層構造で、過酷な環境で使い続けても防音性能を保持する

軽量で持ち運びも便利

自在に組み合わせることができるのもうれしいところ。運転音の大きな発電機を囲ったり、工事現場やイベント会場の周りに張り巡らせたり、用途に応じて使うことができる。

ロール状に畳めるので、移動・収納に便利で、設置も簡単だロール状に畳めるので、移動・収納に便利で、設置も簡単だ

シート1枚の重量は6.1㎏、サイズは全長1,335mm、全幅41mm、全高2,050mm。素材の柔軟性が高く、ロール状に畳んで持ち運ぶことができる。軽くて移動・収納に優れ、迅速かつ簡単に設置できるので、現場でとても使い勝手のよい部材だ。


▼吸遮音パネル(エコーバリア)


※記事の情報は2021年5月7日時点のものです。



〈ご参考までに...〉

吸遮音パネル(アクティオ公式サイト)

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