2020.07.22

暑さ対策商品「冷える~む2」を開発 真夏の現場で作業員たちのオアシスとなるのが、簡易組立テント「冷える~む2」。1.5馬力/循環型の移動式クーラーでテント内を冷却し、作業員たちの安全、より良い作業環境づくりに貢献する。屋外利用にも対応しており、まさにこれからのシーズンに必須の商品だ。

暑さ対策商品「冷える~む2」を開発

初代「冷える~む」は屋内専用

容赦なく照りつける真夏の太陽。屋外の現場には日陰などほとんどなく、屋内は直射日光こそないものの蒸し風呂状態。そんな環境の中、作業員たちは安全のため長袖長ズボン、安全帽に安全靴といった装備で作業に従事している。滝のように流れる汗。猛烈な暑さだ。

「冷える~む」は屋内専用品。「冷える~む」は屋内専用品

暑さ対策商品として開発されたのが、簡易組立テント「冷える~む」である。組立式のフレームにテントを取り付け、移動式クーラー(1馬力/循環型)をセット。3人で作業すれば、5分程度で設営可能だ。4人用の2m×2m×2mと、6人用の2m×3m×2mがあり、移動式クーラーは現場の状況に合わせて、1台ないし2台を使用する。その効果は絶大で、以下の性能実験データを見ても分かる通り、状況によっては外気温よりも15.5℃も低い休憩環境を作り出せる。

■「冷える~む」性能実験データ
カッコ内は外気温とテント内温度との差カッコ内は外気温とテント内温度との差

「冷える~む」と移動式クーラーは屋内現場での休憩環境改善を目的に開発されたため、あくまでも屋内仕様。市場からは屋外でも使用できる「冷える~む」の開発が熱望されており、その声に応えたのが「冷える~む2」だ。



屋外利用にも対応した「冷える~む2」

「冷える~む」と「冷える~む2」の大きな違いは、テントの素材である。屋外の建設現場向けに丈夫な造りへと改良したのだ。さらにオプションで吊テント(インナーテント)も設定。吊テントを使用すると外側のテントとの間に空気層が生まれるため、猛暑でも外部からの熱の影響を軽減できる。テントサイズは「冷える~む」よりも拡大し、2m×2m×3mと3m×3m×3mの2タイプとした。大きくなったことで重量は前者が42.6kg、後者が46.4kgとなったが、キャスター付ケースに収納されるため移動は容易である。さらに移動式クーラーの仕様も1.5馬力の循環型として、性能・効率をアップした。

2m×2m×3mの「冷える~む2」。2m×2m×3mの「冷える~む2」

3m×3m×3mの「冷える~む2」。3m×3m×3mの「冷える~む2」

1.5馬力/循環型の移動式クーラー。冷えた室内の空気を吸い込むため冷却効果が高い。1.5馬力/循環型の移動式クーラー。冷えた室内の空気を吸い込むため冷却効果が高い

■「冷える~む2」性能実験データ
カッコ内は外気温とテント内温度との差

※既存のスポットクーラーは循環型ではないため、猛暑の際には冷房能力を十分発揮できないこともあるが、今回開発した1.5馬力クーラーは、冷えた室内空気を吸い込み循環させているため、さらに冷えた空気を吐き出し、室内空間を効率的に冷やすことが可能。

上記の性能実験データから、「冷える~む2」の実力は一目瞭然。炎天下でも快適な休憩環境を作り出すことができるのだ。

キャスター付ケースに収納。重さを気にせず持ち運びできる。キャスター付ケースに収納。重さを気にせず持ち運びできる



▼冷える~む2


※記事の情報は2020年7月22日時点のものです。


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冷える~む2(アクティオ公式サイト)

移動式クーラー 1馬力循環(アクティオ公式サイト)

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