2026.08.25

第8回 国際 建設・測量展(CSPI 2026)に出展。過去最大規模の展示で、生産性向上を支える最新の商品を披露 2026年6月17〜20日の4日間、建設・測量業界の次世代を担う最先端技術が一堂に会する国内最大級の専門展示会「第8回 国際 建設・測量展(CSPI 2026)」が幕張メッセ(千葉市美浜区)にて開催された。アクティオは、過去最大規模のスケールで出展し、60点以上の商品を展示。最新重機、DX・ICT、水処理・土木機械、遠隔操作・GX建機など、建設現場の生産性向上や安全性に貢献する最新の商品や技術を披露した。

第8回 国際 建設・測量展(CSPI 2026)に出展。過去最大規模の展示で、生産性向上を支える最新の商品を披露

【目次】




圧巻の展示エリアで60点を超える商品を展示

アクティオは、2018年開催の「第1回 建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO)」から、本展示会に出展してきた。昨年までは屋外にも展示ブースを設けていたが、今年は天候や暑熱対策を踏まえ、大型機械も含め全ての展示物を、大幅に拡大した屋内エリアに展示。60点を超える商品が集結し、過去最大規模の出展となった。


※2025年より「国際 建設・測量展」へと名称を変更。


大型モニターを使ったプレゼンテーション風景。各事業部の担当者が注目商品の魅力を語った


それでは、主な展示商品を紹介しよう。

最新重機ゾーン

電気式上部旋回型テレハンドラー「MRT2660e」と、保線用アタッチメント「G4-Ⅲ」をメインに展示。そのほか、林業用のアタッチメント(バックホー用)も出展した。

■電気式上部旋回型テレハンドラー「MRT2660e」【参考出展】

先端のアタッチメントを付け替えることで、テレハンドラー、高所作業車、吊り荷作業機の3役で使用できる。


電気式上部旋回型テレハンドラー「MRT2660e」

■保線用アタッチメント「G4-Ⅲ」

軌陸バックホー用のアタッチメントで、枕木交換時に威力を発揮する。枕木の把持(はじ)、引き抜き、挿入用のグリッパーと、バラスト突き固め用の4頭タンパーの切り替えは約2分で完了。アタッチメント本体の交換をせず、軌道上で切り替えができるため、作業効率が約1.3倍に向上し、作業員も削減できる。


保線用アタッチメント「G4-Ⅲ」

■軌陸両用運搬車「デュアルバロー」

左右の車輪の間に軌道用車輪を内蔵しているため、道路から線路内の作業現場まで、荷物を積み替えず、効率よく運搬できる。


軌陸両用運搬車「デュアルバロー」

ロボット・建築機器ゾーン

自律型掃除ロボット「KEMARO(ケマロ) K900」や、リモコン式低床重量物搬送台車「ストローダー®」などのロボットに加え、改修工事時の騒音対策「サイレントシステム」やクローラー台車「ACROS®(アクロス)」などの建築機器を展示した。


ロボット・建築機器ゾーンは、写真の裏手にも展開

■コンクリート垂直打継ぎ止め工法「エアフェンス」【参考出展】

コンクリート工事における耐圧盤・RC梁の打継ぎ部に使用する空圧式エア型枠。従来のラス金網のような埋め殺しを行わないため、高い施工品質を確保でき、撤去後は繰り返し再利用できるため環境にも優しい。

■旋回範囲立ち入り禁止バリケード「柵っとバリケード」

クローラクレーンの立入禁止エリアを素早く設置できるマグネット固定式バリケード。アルミ伸縮ポールにロープを渡して簡単に設置でき、装着したまま走行や旋回が可能なため、カラーコーンの再設置作業を削減し作業効率を大幅に向上させる。


(左)コンクリート垂直打継ぎ止め工法「エアフェンス」
(右)旋回範囲立ち入り禁止バリケード「柵っとバリケード」

DX・ICTゾーン

「Starlink Business(スターリンクビジネス)」をはじめ、情報通信技術やデジタル技術を用いてビジネスに変革をもたらすような商品を展示。アイテム数が多く、見応えのある内容だった。

■安全教育用VRシステム 3軸VRシミュレータ

従来の座学教育に加え、危険への感受性に訴える教育として3軸VRシミュレータが役立つ。墜落、火災、感電など、約50種類のVRコンテンツを用意している。


安全教育用VRシステム 3軸VRシミュレータ

■高視認性LEDプロジェクター「Lumi PATH」【参考出展】

防塵・防水・高耐久設計で屋外でも利用可能。道路誘導表示や工場内での注意喚起などに役立ち、さまざまなアニメーション(写真右)を表示できる。


高視認性LEDプロジェクター「Lumi PATH」

水処理・土木機械ゾーン

昨年まで屋外に展示していた大型商品を、今年は屋内に展示した。


シールドトンネル工事現場を想起させる作り込みが目を引く「水処理・土木機械ゾーン」。センターに配置された機械は、掘削した岩石を20mm以下に砕くクラッシャー「ARB-150」

■排土圧送ポンプ「KIP254」

トンネル内の作業環境の問題や噴発防止などを考慮した掘削土砂の搬出方法として、ポンプ圧送方式を採用するケースが定着している。「KIP254」は、内径φ1,800mm程度の小断面シールド工事で使用が可能な圧送ポンプだ。シールドマシン後方の台車に設置し、坑外へ排土する。


排土圧送ポンプ「KIP254」

■スラリーポンプ「SPD7-150」

シールドトンネル工事の泥水式シールド工法において、中核を成すのがスラリーポンプだ。本工法では地上と掘削部間で泥水が循環しており、混合された土砂を坑外へ搬出するために使用される。耐圧が2MPa*であるため、大深度のシールド工事に対応可能だ。


* MPa:メガパスカル。圧力・応力の単位で、国際単位系 (SI) における、固有の名称を持つSI組立単位。Paを106した値。

■パイプクーリング制御システム「ひえたくん」

マスコンクリートのパイプクーリングの効果を高めるため、クーリング水の流量や流水方向を自動で制御できる。


左がスラリーポンプ「SPD7-150」、右がパイプクーリング制御システム「ひえたくん」


また、大水量ポンプ「K-398」や超高揚程水中ポンプ「U-425010W」といった、人の背丈を超える大型ポンプも展示した。


左奥が大水量ポンプ「K-398」、右手前が超高揚程水中ポンプ「U-425010W」

■特殊排水処理装置 ろ過方式

薬剤を使わずにフィルターによるろ過のみで、重金属、ダイオキシン類、アスベストを含む排水を処理できる。河川水や地下水のろ過による生活用水の確保、排水処理の再利用、不純物除去による工事用水の確保などが行える。


特殊排水処理装置 ろ過方式

暑熱対策ゾーン

冷房機能付きテント型休憩所の「冷える~む3」や「大型スポットエアコン」、「アイススラリー冷蔵庫」、「業務用かき氷機」、熱中症リスク判定AIカメラ「カオカラ」などを展示した。


暑熱対策ゾーン

遠隔操作・GX建機ゾーン

建設業界は、ほかの産業と比べて担い手不足が深刻であり、生産性の向上が課題となっている。その解決策として注目されているのが遠隔操作だ。アクティオはラジコンバックホーの導入やゼネコン向けの遠隔操作支援を行ってきたが、これまでは近距離での遠隔操作が中心だった。


今回展示した「重機遠隔操作システム」や「TawaRemo®(タワリモ)」は、Starlink Businessと組み合わせることで、距離を問わず遠隔操作が可能になる。


遠隔操作・GX建機ゾーン

■重機遠隔操作システム/TawaRemo®

重機遠隔操作システムは、土木工事、解体作業、ダムやトンネル工事などの建設現場、地震などの自然災害現場、鉱業における地下採掘、海底資源の開発、林業や大規模農場での作業自動化など、幅広い分野での活躍が期待されている。TawaRemo®は、高所にある運転室まで昇ることなく、地上から遠隔でタワークレーンを操作できるシステム。


(左)重機遠隔操作システム
(右)TawaRemo®

新型ハウスゾーン

「プロハウス プラス」や「喫煙するカー」、大型冷風機「嵐」などを展示。

■プロハウス プラス

レイアウトフリーのユニットハウス。設置にあたってクレーンで吊り上げる際、玉掛け作業を室内から安全に行えるのがポイントだ。


プロハウス プラス

最新車両ゾーン

電動ミニショベル「PC-01E/PC05-1」や、高出力DC/AC変換器を搭載した電気自動車を展示した(いずれも参考出展)。


最新車両ゾーン




2日目にはセミナーやライブ配信を実施

特設セミナーB会場では、「レンサルティングで現場の課題を共に解決~最新レンタル機材で生産性向上~」をテーマにセミナーを開催。また、アクティオ公式チャンネルではYouTubeライブを配信し、アクティオ商品の魅力を世界に向けて発信した。


今回のセミナーは立ち見が出るほど大盛況だった


セミナーの講師は、クレーン事業部の田村理紗(左)、通信ICT事業部の徳田さや佳(中央)、建築保安事業部の吉本晴香(右)が務めた


YouTube「アクティオ公式チャンネル」で、アクティオブースからライブ配信を実施




新作オリジナルグッズの販売やキッズパークも盛況

このほか、ブースの一角にはアクティオブランドショップも出店。新作のTシャツやキャップ、「Hydro Flask®(ハイドロフラスク)」のアクティオ限定ボトルなどを販売し、好評を博した。


アクティオブランドショップは例年にも増して品数が豊富で、お客様に大好評だった


土曜日のみ開催した「アクティオ キッズパーク」では、「ラジコンのショベルカーによるあめ玉すくい」や「お掃除ロボ操作体験」、「ラジコンのダンプカーレース」、「重機の運転台に乗れるフォトスポット」などを実施。いずれのコーナーも大人気で、長蛇の列ができるほどだった。



アクティオ キッズパークは終日大にぎわいだった



▼CSPI 2026 第8回 国際 建設・測量展



▼CSPI 2026 第8回 国際 建設・測量展 アクティオ展示ブースLIVE配信


※記事の情報は2026年8月25日時点のものです。



〈商品情報・関連ページ〉

G4(グリッパー&4頭タンパー)

軌陸両用運搬車 デュアルバロー

柵っとバリケード

Starlink Business(スターリンクビジネス)レンタルサービス

安全教育用VRシステム 3軸VRシミュレータ

土砂圧送ポンプ/油圧ユニット

パイプクーリング制御システム ひえたくん

特殊排水処理装置 ろ過方式

TawaRemo®(タワリモ)

アクティオブランドショップ


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