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2021.08.17
ウイルスを吸引・抑制する空気清浄機「あまつかぜAC-15」 テレワークやリモート会議など、人との接触を低減する取り組みが推奨されているが、すべてを非接触に置き換えることは不可能だ。病院や老健施設、学校・保育園、役所、金融機関、小売店など、エッセンシャルワーカーが従事するような場所では不特定多数の人が行き交う。そんな場所での活躍が期待されているのが、ウイルスや微粒子を吸引・抑制する業務用の空気清浄機だ。
大風量で室内を短時間で浄化
新型コロナウイルスの感染を予防するには、「ソーシャルディスタンス」「マスクの着用」「手洗い」を基本とした上で、「3密」の回避や換気、まめな体温・健康チェックを行うと効果的だ。換気に関しては、2方向の窓を開け、数分程度の換気を1時間に2回程度行うことが有効とされている。しかし、空間によっては難しい場合もある。そこで注目したいのが、アクティオがレンタルを開始した空気清浄機「あまつかぜAC-15」だ。
天津風(あまつかぜ)と言えば、平安時代の僧にして歌人、遍昭(へんじょう)の和歌「天津風 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ」が有名である。小倉百人一首にも選ばれているため、聞いたことがあるという方も多いのでは?
また、旧海軍の磯風型駆逐艦「天津風」、陽炎型駆逐艦「天津風」、海上自衛隊のミサイル護衛艦「あまつかぜ」など、艦名としても称されている。さらに昭和の関取「天津風征夫」といった具合に、しこ名としての使用例もある。そもそも、天津風とは「空高く吹き抜ける風」を表した単語。その意味を知れば、おのずと命名された意図を汲むことができよう。
それでは令和の天津風、「あまつかぜAC-15」の詳細を見ていこう。主な特徴は次の3つだ。
①紫外線(UV-C)照射によるウイルス抑制
紫外線の波長は100~400nm*1とされており、中でもウイルス抑制効果の高い短波長(200~280nm)をUV-Cと呼んでいる。その効果はCDC(米国疾病対策センター)でも認められており、昨今では医療用N95マスクを再利用する際は、過酸化水素、高温水蒸気と共に紫外線を照射するのが有効とされている。UV-Cは細胞核内のDNAやRNAに作用し、増殖機能を低下させるのだ。
*1 nm:ナノメートル。国際単位系の長さの単位で、10⁻⁹メートル=10億分の1メートル
②電気集じん方式
電気集じん方式で、捕集したウイルスを含む微粒子を荷電極で帯電し、集じん電極に吸着。1回の捕集工程で、ウイルスを含む0.1µm*2の微粒子を99%捕集し、クリーンな空気に浄化する。不織布フィルター式の空気清浄機のような目詰まりはなく、強力な集じん力を持続。フィルターを交換する必要もない。
*2 µm:マイクロメートル。国際単位系の長さの単位で、10⁻⁶メートル=0.001ミリメートル=1000ナノメートル
③室内を短時間で浄化
毎分15m³の大風量により、66畳の室内を30分で浄化する。
「あまつかぜAC-15」はプラズマ放電極を採用することで、低電圧・低電力での運転が可能なため、安全性も高い。また、プラズマ放電時に発生する有害なオゾンを極限まで最小化しているのもポイント。
筐体はヘビーな使用・環境にも耐える堅牢なつくりとなっているため、工場での使用もOKだ。なんとも頼もしい空気清浄機なのである。
▼あまつかぜ
※記事の情報は2021年8月17日時点のものです。
〈ご参考までに...〉
● 空気清浄機 電気集塵(アクティオ公式サイト)