2022.04.20

YouTubeアクティオ公式チャンネルの注目動画をPICK UP!:その3 YouTubeのアクティオ公式チャンネル* では、現在、商品紹介ビデオを中心に、120本を超える動画を公開している。レンサルティングマガジンでは過去に2回、動画セレクション記事を掲載してきたが、3回目の本記事では、アクティオ商品動画制作を担当するディレクターが出合ったちょっと珍しい建機や、なかなか目にすることができないレアなシーンが登場する動画をセレクトした。担当ディレクターのコメントと共に紹介する。

YouTubeアクティオ公式チャンネルの注目動画をPICK UP!:その3

強靱な歯が岩石を砕く!

●ガラ処理機/可搬式 ジョークラッシャー

コンクリート構造物の解体や、砕石作業で生まれるのが、コンクリート塊や岩などの「ガラ」。このガラを解体現場で効率よく処理できる機械が、可搬式のガラ処理機「ジョークラッシャー」だ。全長12,950mm、高さ3,200mmという巨体でありながら、高メンテナンス性と低燃費を実現。破砕機はエンジンでダイレクト駆動するため、圧倒的な破砕能力を発揮する。従来、ガラ処理時に発生していた輸送コストを削減する、エコな建機でもある。


「クジラのような巨体を持ったジョークラッシャー。鉄筋が混じったコンクリートのガラを次々と砕いていく様は圧巻。走行時の姿も威風堂々としていて、さながら動く破砕工場ですね」(担当ディレクター談)



●ストーンクラッシャー

従来、農地の石はストンピッカーなどで拾って除去していたが、「ストーンクラッシャー」は土壌に含まれた石を粉砕し、その石を再び土壌に戻すことで農地整備を行う。そうすることで、石を除去した後の地盤沈下の心配や、客土の必要もなく、効率的に作業が行える。最大直径30cmの石を3cmにまで粉砕する実力を持つ。


「農地整備に使用される機械ですが、圃場(ほじょう)に埋もれた石を捨てずにその場で砕いて再利用する、というアイデアが強く印象に残りました。石を砕く歯の構造も独特で面白いですね」(担当ディレクター談)

レンサルティングミュージアム「レンサルティングゾーン」で観る
土壌の石を砕いて農地整備 ストーンクラッシャー




めったに見られない、道路機械のオーバーホール動画

●アスファルトフィニッシャ

「アスファルトフィニッシャ」は、道路や駐車場などの舗装工事でアスファルトを敷き詰める任務を担う建設機械だ。実際の現場では、アスファルト合材を積んだダンプや、路面の締固めを行うタイヤローラー、鉄輪を履いたロードローラーなどと一緒にアスファルト工事を行う。


「一見すると、どちらが前か後ろか分かりにくい不思議な機械ですが、その構造を知るととても面白い。めったに見られないオーバーホールの様子を6日間かけて撮影しました。アクティオのレンサルティングに欠かせない"整備力"もじっくりご覧ください」(担当ディレクター談)




荒地に強い特殊車両

●ゴム製履帯(りたい)運搬車PRINOTH PANTHER T8

トラックが入れない、荒れ地のような現場で優れた走行性能を発揮するクローラダンプ。最大積載量は7,257kgで、効率的に運搬できる。足回りが非常に大きく可動範囲が広いため、大きな障害物を乗り越えたときも車体が安定。操作系は重機に多いレバーではなくハンドル式のため、操作者に優しいトラックのような操作感覚を実現していることも特徴だ。


「なんといっても、ゴム製履帯の存在感が圧倒的です。これまでいろいろなクローラを見てきましたが、この足まわりはカッコ良いですよ! 力強くて、かつエレガントだと思います」(担当ディレクター談)




迫力の巨大バーナー

●路面乾燥車マグマジェット

路面の雪や氷を融解除去する「マグマジェット」は、主に冬季の道路工事で活躍する特殊車両だ。7本の灯油バーナーを搭載し、総出力は987,700kcal。移動しながら雪や氷を除去し、速やかに現場を工事可能な状態にする。濡れた地面の乾燥にも効果的だ。


「とにかく、バーナーの迫力がすごい! 動画を見るたび、現場で実際に感じたバーナーの熱気が蘇ってくるようです」(担当ディレクター談)

レンサルティングミュージアム「防災ゾーン」で観る
雪氷を溶かす 路面乾燥車 マグマジェット


※記事の情報は2022年4月20日時点のものです。



<ご参考までに>

ガラ処理機/可搬式(アクティオ公式サイト)

土壌の石を砕いて農地整備 ストーンクラッシャー(アクティオレンサルティングミュージアム)

アスファルトフィニッシャ(アクティオ公式サイト)

路面乾燥車(アクティオ公式サイト)

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