2023.12.27

2023森林・林業・環境機械展示実演会に出展し、商品やレンサルティングの特長をアピール 2023森林・林業・環境機械展示実演会が2023年11月12~13日の2日間にわたり、茨城県ひたちなか市の笠松運動公園で開催された。アクティオもグループを挙げて出展し、全国の林業従事者にレンサルティングや商品の魅力をアピールした。

2023森林・林業・環境機械展示実演会に出展し、商品やレンサルティングの特長をアピール

アクティオグループ4社合同で出展

森林・林業・環境機械展示実演会は林業機械専門のイベントで、毎年、全国育樹祭の記念行事として開催されている。開催地は都道府県の持ち回り制で、2021年の北海道、2022年の大分県に続き、今年は茨城県での開催となった。

森林・林業・環境機械展示実演会は、全国育樹祭の記念行事として開催されている森林・林業・環境機械展示実演会は、全国育樹祭の記念行事として開催されている


昨年の森林・林業・環境機械展示実演会は、九州地方の急峻な地形や会場のスペースに合わせ、小型・中型の林業機械を展示するブースが多かった。今年は一転し、会場が6ha(東京ドーム約1.3個分)と広いこともあり、中型・大型の林業機械が目立った。


アクティオグループは、アクティオ、株式会社電動舎、エスアールエス株式会社、株式会社アルビーの4社合同で出展。木材の運搬に適した林業専用車、不整地も走行可能なクローラーダンプ、枝の剪定などにも使える高所作業車、バックホーの林業用アタッチメント、ラジコン地拵機などの林業機械に加え、関連用品のヘルメットの展示、さらにVRを使った安全教育システム「Safety Training System VR of AKTIO」の体験など、アクティオの総合力を生かした展示内容で来場者の関心を集めた。


アクティオグループのブースは大にぎわい。日曜日は天候がいまひとつだったが、家族連れの姿が目立ったアクティオグループのブースは大にぎわい。日曜日は天候がいまひとつだったが、家族連れの姿が目立った


それでは、アクティオグループが展示した主な商品を紹介しよう。


トラックグラップル3t 4WD(グラトラ)

狭い作業道で、1人でも木材を搬出できるのが「トラックグラップル3t 4WD」だ。切り出された木材をつかみ、持ち上げてトラックの荷台に積み込めるグラップルは最大作業半径が6.4mで、最大吊り上げ荷重は500kg。もちろん、リモコンで操作できる。

トラックの最大積載量は2,400kgで、駆動方式には林道でも頼もしい4WD(四輪駆動)を採用。さらに、ぬかるんだ道でもタイヤが空転しにくいLSD(差動制限装置)や、坂道走行でも力強さを発揮する低速デフ*も搭載している。


* 低速デフ:登坂力とエンジンブレーキを強化できる差動装置

木材をつかんで、持ち上げて、トラックの荷台に載せられるのがトラックグラップルだ。グラップルはリモコンで操作でき、繊細な作業にも対応できる木材をつかんで、持ち上げて、トラックの荷台に載せられるのがトラックグラップルだ。グラップルはリモコンで操作でき、繊細な作業にも対応できる

ラジコン地拵機LV800 PRO

「ラジコン地拵機LV800 PRO」はイタリアに本社を構えるMDB社(1977年設立)製で、2,482ccのディーゼルエンジンを搭載。定格出力は55.4kW(75.3PS)とパワフルだ。草だけではなく、10cm程度の木材、さらにサイズによっては根株も粉砕する能力を持つ。

驚きなのは、最大作業勾配が60°という性能。それを可能にしているのがクローラーの採用に加え、トレッド(横幅)が最小1,660mmから最大1,910mmまで広がるという独特の機構だ。トレッドが広がることで安定感が増し、人が立てないような傾斜地でも作業が可能なのである。

(上)ラジコン地拵機LV800 PRO (左下)回転するブロック刃で硬い根株や立木も粉砕可能 (右下)リアにウインチを搭載し、傾斜地での安定性を高めている(上)ラジコン地拵機LV800 PRO
(左下)回転するブロック刃で硬い根株や立木も粉砕可能
(右下)リアにウインチを搭載し、傾斜地での安定性を高めている



▼ラジコン地拵機LV800 PRO



根こそぎ切るソー

「根こそぎ切るソー」は、街路樹伐根作業の救世主。回転するホールソーで切り株を根こそぎ切り取る。随所に補強が施されたⅡ型もレンタルしている。

根こそぎ切るソー根こそぎ切るソー

集草機能付草刈機「草集力」/木材用カッター付グラップル

林業に特化したバックホーのアタッチメントが、集草機能付草刈機「草集力」と「木材用カッター付グラップル」だ。草集力は草刈り、集草、排出の3役を1台でこなす優れもの。木材用カッター付グラップルは、雑木や竹の切断作業をスムーズに行える。

(左)集草機能付草刈機「草集力」 (右)木材用カッター付グラップル(左)集草機能付草刈機「草集力」 (右)木材用カッター付グラップル



▼集草機能付草刈機「草集力」



掘削機用マルチャーM450e/PANTHER T14R

「掘削機用マルチャーM450e」は草や木材を粉砕するアタッチメントで、さまざまな重機に取り付けられるよう工夫されている。「PANTHER T14R」はクローラーダンプの革命児で、クラス最速のスピード(時速13.5km)、圧倒的な最大積載量(13.2t)を誇る。

(左)掘削機用マルチャーM450e (右)PANTHER T14R(左)掘削機用マルチャーM450e (右)PANTHER T14R

休憩するカー

休憩スペース、ワークスペース、打ち合わせスペースなど、簡易ハウスの設置が難しい場所でも使用可能なのが「休憩するカー」。ハイエース・スーパーロングがベース車両で、ベンチシートに向かい合わせで座って打ち合わせでき、脱着式のテーブルを収納してフラットシートにすれば、横にもなれるリラックス空間をつくり出せる。

このほか、独立したワークデスク&オフィスチェアーも完備。ポータブル電源を搭載しており、冷凍・冷蔵庫やLED照明、パソコンも使用可能だ。

(左)休憩するカーの室内。ベンチシートはフラットシートにも展開可能<br />(右)ポータブル電源を装備。このほか、外部電源入力端子も備えているため、発電機などを接続しての電源供給も可能(左)休憩するカーの室内。ベンチシートはフラットシートにも展開可能
(右)ポータブル電源を装備。このほか、外部電源入力端子も備えているため、発電機などを接続しての電源供給も可能


PROTOS® INTEGRAL HELMET

密かな人気商品だったのが、「PROTOS® INTEGRAL HELMET」。スタイリッシュな林業用ヘルメットで、「PROTOS® BT-COM」をセットすると両手をふさがずに最大4人の仲間と通話可能だ。スマートフォンと組み合わせることで、より広い範囲で通話できる。

PROTOS® INTEGRAL HELMET。右端にある青い小さな機器が、PROTOS® BT-COMPROTOS® INTEGRAL HELMET。右端にある青い小さな機器が、PROTOS® BT-COM



▼PROTOS® INTEGRAL HELMET



このほか、アクティオグループのブースでは、高所作業車やハウス用トレーラーの展示や、VRを使った安全教育システム「Safety Training System VR of AKTIO」の体験プログラム、アクティオオリジナルの建機ミニチュアモデルの販売などもあり、2日間を通して来場者が途切れることはなかった。


オリジナルの建機ミニチュアモデルも販売オリジナルの建機ミニチュアモデルも販売



▼2023森林・林業・環境機械展示実演会


※記事の情報は2023年12月27日時点のものです。



〈ご参考までに...〉

グラトラ(レンサルティングミュージアム)

ラジコン草刈機(自走式草刈機 遠隔式)(アクティオ公式サイト)

根こそぎ切るソー(アクティオ公式サイト)

グラップルバケット(BK) フェラーバンチャザウルスロボ(アクティオ公式サイト)

オフグリッドシステム搭載移動オフィスカー・レストカー(アクティオ公式サイト)

Safety Training System VR of AKTIO(高所作業車編・バックホー編)(アクティオ公式サイト)

オリジナルの建機ミニチュアモデル(アクティオブランドショップ)

事業分野紹介「林業分野」(アクティオ公式サイト)

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