2022.05.30

第4回建設・測量生産性向上展（CSPI-EXPO）に出展し、注目機械の展示やデモンストレーション、セミナーを開催 2022年5月25〜27日の3日間、建設・測量業界の次世代を担う建機・重機・アタッチメント・建設DX・i-Constructionなど、進化し続ける業界最先端の製品・技術・サービスが一堂に会する国内唯一の専門展示会「第4回建設・測量生産性向上展（CSPI-EXPO）」が幕張メッセ（千葉市美浜区）において開催された。アクティオも出展し、最先端の機械や技術、サービスを大いにアピールした。

「現場環境の改善」に貢献する商品を展示

次世代を担う最先端技術が一堂に会するなか、アクティオは屋内・屋外の2カ所にブースを設置。その展示内容は、「現場環境の改善」「業務効率の改善」の大きく2つに分けられる。

まず、現場作業者の環境や周辺住民等の生活環境に配慮し、「現場環境の改善」を行う商品としては、自由に移動、サイズも自動伸縮する搬送ロボット「ECoCa（エコカ）」、働く女性を応援するNV200（日産自動車）ベースの「オフグリッドシステム搭載移動レストカー」、リニューアル工事等で活躍し、埃（ほこり）の飛散を防止する「マジックシャッター」、解体現場でガラ処理が可能な「ジョークラッシャー」、海や河川の水を飲み水レベルまでにキレイにする「小型海水淡水化装置」などが挙げられる。

ECoCa（エコカ）

オフグリッドシステム搭載移動レストカー

マジックシャッター

ジョークラッシャー

小型海水淡水化装置

ムリ・ムダ・ムラを省く「業務効率の改善」を行える商品もずらり

いっぽう、ムリ・ムダ・ムラを省き「業務効率の改善」を行える商品としては、誰でも自由に気楽に使えるN-VANベースの「軽自動車オフィスカー」、配筋やデッキプレートといったキャスター台車が苦手な路面もスムーズに進む「クローラー台車」、体表面温度計測と顔認証による入退場管理として利用できる「通門管理システム体表面温度計測プラス顔認証」、現場での不安全行動を安全に疑似体験可能な教育システム「Safety Training System VR of AKTIO」などを紹介。また、Web上で建機レンタルの注文ができる「Web注文システム」に関する展示も行った。いずれも来場者の興味を大いに引いた様子だった。

軽自動車オフィスカー

クローラー台車

通門管理システム体表面温度計測プラス顔認証

Safety Training System VR of AKTIO

Web注文システム

重機の遠隔操作のデモンストレーションも実施
セミナーでは生産性向上に関する取り組みを紹介

このほか、重機の遠隔操作デモンストレーションも行った。幕張メッセのアクティオブースと約50キロ離れた茨城県にある現場を4G回線で結び、オペレーターが1人でバックホーとキャリアダンプを操作。へき地の現場では5G回線が使えないことが多いため、あえて4G回線を使っているのがポイントだ。なお、今回のデモンストレーションは、ゴムクローラを使った不整地運搬のパイオニア、株式会社諸岡とタッグを組んで行った。

重機の遠隔操作デモンストレーション