2022.02.10

アクティオのいまと未来を体感するショールーム 「AKTIO Rensulting Studio」誕生 2022年1月、アクティオ本社(東京・日本橋)の1階に、アクティオが掲げる「レンサルティング」を見て・触れて・体験できるアクティオ史上初のショールーム「AKTIO Rensulting Studio」(以下、レンサルティングスタジオ)がオープンした。レンサルティングスタジオが担う4つの役割をご紹介する。

アクティオのいまと未来を体感するショールーム 「AKTIO Rensulting Studio」誕生

アクティオのDNAとさまざまな価値提供のカタチを実感していただける場所

レンサルティングスタジオは、アクティオ初の都市型ビジネスショールームである。「アクティオのDNAと多様な価値提供のカタチを体感いただける場所」としてオープンした。


まずはレンサルティングスタジオが担う役割について、構想から施工、そして運営に至るまで全体の指揮を執る上席執行役員 進浩(しん・ゆたか)広報部長に話を聞いた。


「レンサルティングスタジオには、4つの大きな役割があります。まず1つ目は、アクティオのDNA、つまり企業としての歴史や具体的な取り組みを紹介することです」


建設機械のレンタルという概念がなかったころに、全く新しいビジネスを創出したアクティオ。その歩みや考え方を紹介することは、建機レンタル業界の歴史といまを伝えることだと言える。

アクティオのいまと未来を体感するショールーム 「AKTIO Rensulting Studio」


「そして2つ目は、アクティオの工場や物流センターの様子をお客様につぶさにご覧いただくことです」


アクティオには全国140カ所を超える工場・センターがある。なかでも大型の整備・物流工場であるテクノパークは、整備だけでなく、人材育成や災害時の機械・機材供給の拠点としての役割も担っている。また、物流と研究開発の拠点であるDLセンターも、この春に2カ所目が稼働する予定だ。こうした工場やセンターは、ぜひその内部をお客様自身の目で直接ご覧いただきたいものの、その多くが東京本社から距離のある地域にあるため現地までご案内することがなかなか難しい。そこで今回、レンサルティングスタジオが採用したのがVR(仮想現実)だ。


「レンサルティングスタジオでは、VRゴーグルやモニターを通して、東京にいながら臨場感あふれる工場見学をしていただくことができます。そのほか、現場での安全教育を支援するための不安全(危険)行動の疑似体験VRもご用意しました。事故を実際に体験することはあってはならないことですので、疑似的に体験できる機会を提供することで現場の安全につなげていただきたいと考えています」

アクティオのいまと未来を体感するショールーム 「AKTIO Rensulting Studio」


3つ目は、建設機械の映像を、迫力ある大画面で映し出すシアターとしての機能だ。来場者にレンサルティングの実像を肌で感じていただくために、サラウンドスピーカーのスクリーンを用意している。


「今後は、たとえば地域の小学生を招待してアクティオや建設機械レンタルについて理解を深めていただくというような場としても、活用していきたいと考えています」


そして4つ目が、情報共有の場としての役割である。レンサルティングスタジオを拠点にお客様や地域の方々と積極的に情報共有を行っていくために、ワークショップやセミナー、オンライン配信などさまざまなイベントが企画されている。

アクティオのいまと未来を体感するショールーム 「AKTIO Rensulting Studio」




お客様と『協奏』する場でありたい

名称に冠した「レンサルティング」とは、アクティオの独自性と強みを表現する言葉だ。単に建機をレンタルするだけでなく、レンタルの際にコンサルティングも行い、付加価値を提供する。そして、この「レンサルティング」の価値をお客様に実感・体験していただく場所こそが、レンサルティングスタジオなのである。


「ショールームではなく『スタジオ』としたのは、一方的な発信の場ではなく、お客様とともに何かを築き上げる場にしたいという思いからです。たとえば音楽作りにおけるスタジオは、ミュージシャンが集まって、一つの音を奏でるために利用します。我々はお客様と『協奏』して、いろいろな価値提供を行い、世の中のさまざまな仕事の現場に貢献していきたい。その思いを具現化する場所でありたいと考え、スタジオと名付けました」




各ゾーンの魅力をご紹介

それでは、レンサルティングスタジオの中を写真とともに見ていこう。


■エントランス

エントランス


アクティオの総合受付を兼ねるエントランス。レンサルティングスタジオは白を基調に、アクティオのコーポレートカラーである赤と黒を効果的に配置し、清潔感を感じさせるデザインとなっている。



■ホログラム

ホログラム


実物の建機は重量がかさみ、種類も多岐にわたるので、展示することが難しい。しかし、レンサルティングスタジオではホログラムによる3Dの機械を見て、実物を感じていただくことができる。



■プレゼンテーションゾーン

プレゼンテーションゾーン


8面のタッチパネルを配置。アクティオのDNA、フィロソフィー、専門分野への取り組みなど、お客様の興味に合わせ、可変的にコンテンツを表示することができる。



■シアターゾーン

シアターゾーン


レンサルティングを紹介する映像を、大画面でご視聴いただけるスペース。建機のオブジェを使って映像をスタートさせる仕掛けがユニークだ。



■VR工場見学

VR工場見学


整備や研究開発、防災拠点の場である全国の「テクノパーク」、また最新の設備と高度な情報システムが整う物流・研究開発拠点「DLセンター」の様子をVR映像で体験できる。



■安全教育VR

安全教育VR


現場の「不安全(危険)行動」から事故に至るまでをVRを使って疑似体験できる、アクティオが開発した安全教育システム。実際に歩いたり、手を伸ばしたりしながら、実際にその場にいるかのような臨場感と没入感とともに安全教育を受けることができる。



■レクチャールーム

レクチャールーム


ワークショップやセミナーを行う、学びと情報発信のためのスペース。オンライン配信スタジオとしての機能も備えている。




レンサルティングスタジオには、オープン直後から多くのお客様にご来場いただき、来場者からは「展示内容が興味深い」「アクティオの企業活動がよく分かる」など、予想以上の反響をいただいている。お客様や地域社会との協奏の場として、レンサルティングスタジオは今後さらに機能とコンテンツを充実させていく予定だ。

アクティオのいまと未来を体感するショールーム 「AKTIO Rensulting Studio」



レンサルティングスタジオは現在、お客様に「完全予約制」でのご来場をお願いしています。来場をご希望される方は、弊社営業担当を通じてお申し込みいただきますよう、お願い申し上げます。


※記事の情報は2022年2月10日時点のものです。



〈ご参考までに...〉

レンサルティングスタジオ(アクティオ公式サイト)

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