2019.07.10

第38回 横浜開港祭 アクティオの機器が活躍 去る6月1日(土)、2日(日)と行われた神奈川県内最大級のイベント、横浜開港祭。アクティオは、このイベントに協賛。そして現場では祭りを支える縁の下の力持ちとして大奮闘した。イベント分野におけるレンサルティングとは?

第38回 横浜開港祭 アクティオの機器が活躍

第38回横浜開港祭

6月に開催された「第38回横浜開港祭」。来場者は例年75万人を超える。今年は38回目を迎え、「開港160周年~みんなでつくろう みなとのみらい~」をテーマに、様々な催しやコンサート、花火で盛り上がった。アクティオ横浜支店からは、大量の発電機や投光器、カラーコーンが投入され、社員一丸となってイベントを支えた。

建機レンタルのアクティオが、実は各種のイベントを支える様々な機材もレンタルしていることは、意外に知られていない。様々なイベントの裏側では、アクティオの機材と人が活躍しているのだ。

今年38回を迎えた横浜開港祭、メイン会場今年38回を迎えた横浜開港祭、メイン会場



発電機50台 カラーコーン7000個

イベントとアクティオの関わり、そしてイベント分野でのレンサルティングとは何か?アクティオ横浜支店の三上和幸支店長にお話を聞いた。

アクティオ横浜支店 三上和幸支店長アクティオ横浜支店 三上和幸支店長

Q:具体的にはどのような機材をどれぐらい提供したのでしょう?

三上:今回、発電機は約50台用意しました。これに加えてイベント会場の導線をつくるのにカラーコーンを7000個。山下公園から臨港パークまで並べました。照明には、LEDを使った新型の投光器を用意しまして、これも好評でしたね。
横浜開港祭に、協賛など本格的に取り組み始めたのは2017年からです。ちょうど、イベントシーズンというのは、工事関係の閑散期にあたります。この時期の発電機などの需要を掘り起こすのは、当社の大きな課題でもあったのです。

搬入される大量の発電機搬入される大量の発電機



イベント分野のレンサルティングとは?

レンサルティングにこだわるアクティオ。イベント分野では、どんなところにレンサルティングのポイントがあるのだろうか。

Q:イベント用の機械で気を遣う点とは?

三上:工事現場で使う機械は、きちんと整備され、所定の性能がだせれば問題ないのですが、イベントの場合ですと、見た目も重要です。イベント用にはとにかくきれいなものを準備するようにしています。今回のカラーコーン7000個も、すべて、ほぼ新品をそろえました。一般の方の目に触れるイベント用の機械と、工事現場用の機械は区別して管理しています。さらに、発電機の設置で養生に使うプラシキも通常だと黒ですが、イベントでの見た目に配慮して肌色のものも数百枚、使用しました。

ほぼ新品でそろえたカラーコーンほぼ新品でそろえたカラーコーン

Q:イベントに使う発電機は特別なもの?

三上:工事用の発電機は、200Vのみ、100Vのみ、あるいは100Vと200Vを切り替えて使うタイプがほんどです。イベントの場合は、サイマール発電機といいまして、100Vと200Vを同時に供給できるものを用意しています。これは、アクティオと発電機のメーカーさんとで共同開発した、いわば「イベント用発電機」ともいえるものです。万が一の燃料の流出に備えて防油堤を備えていますし、オイルタンクも条例で定められた用量をクリアしながらも、最大限のものを搭載しています。
一見レンサルティングの要素が少ないように思えるイベント分野ですが、色々と知恵をしぼって取り組んでいます。

イベント用のサイマール発電機イベント用のサイマール発電機
最新のLED投光器も導入した最新のLED投光器も導入した



社員一丸となって汗を流す

横浜支店は、社員数およそ200人。普段は各営業所に分かれて仕事をしている。その中から延べおよそ100人が機材の搬入設置、運転、安全誘導、撤去作業に携わった。

三上:イベントに取り組む目的の一つに、社員同士の交流やつながりを深めたい、という思いもあります。普段、それぞれ営業所に分かれて勤務している社員たちですが、イベントの準備や撤去で、一緒に汗を流すことで良いコミュニケーションが生まれてきていると思います。

Q:準備や撤去作業で気を遣うことは?

三上:準備期間は1週間あるのですが、その間、会場になる公園には一般の方もおられます。なので、安全面には十分に配慮しました。指揮系統をしっかり確立して、作業はスムースにできたと思います。また、暑い日が続き、熱中症対策も念入りに行いました。

5月の終わり、季節外れの猛暑の中で発電機の設置作業5月の終わり、季節外れの猛暑の中で発電機の設置作業
安全な作業のためには、指揮系統の徹底が欠かせない安全な作業のためには、指揮系統の徹底が欠かせない
本番終了後の撤去作業。膨大な量のコーンバーを撤収する。本番終了後の撤去作業。膨大な量のコーンバーを撤収する。



夏のイベントを盛り上げる

Q:今後の展望をお聞かせください

三上:全社的に、イベント分野を盛り上げていこうという流れができていますね。横浜支店の取り組みですと、9月に秦野たばこ祭りがありますし、多摩川の花火大会にも協力します。地域のイベントに関わり、地元のみなさんと触れあうことが、事業の広がりも生んでいきます。また、普段は接点のない企業さんと知り合うこともできるので、営業的にも良い効果が出ていますね。今後も、地元のために、しっかりイベントを盛り上げていきたいと思います。

アクティオが今後の重点項目として取り組むイベント分野。そこには、建設現場への建設機械のレンタルとはまた趣の異なるレンサルティングの姿がある。


※記事の情報は2019年7月10日時点のものです。

〈ご参考までに...〉

事業分野紹介「イベント分野」(アクティオ公式サイト)

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