2019.06.04

一石二鳥、三鳥の規制車 舗装の改良工事や橋梁の補強工事、交通事故復旧作業、植栽作業など、道路の車線を規制して工事や作業が行われることは多い。その際、荷台に電光掲示板を積んだトラックを見たことはないだろうか? 「右によってください」「車線規制中」などと表示し、車線が絞られること、また工事や作業中であることをドライバーに知らせ、注意を促す役目を担う規制車だ。

一石二鳥、三鳥の規制車

四国支店のオリジナル商品

一般的な規制車は、トラックの荷台に電光掲示板と発電機をセットで積載しているため、ある程度の荷台スペースが犠牲になってしまう。また、それらを固定するため、荷締機やロープをフックに掛けているため、後方や側面のアオリを開けない場合が多い。このような状況で空いた荷台スペースに積める物と言えば、手積み手降ろしが基本となるため、比較的軽い物、例えばカラーコーンなどが関の山だ。

四国支店のオリジナル商品上が従来の2t規制車。下が新型2t規制車(LED表示盤付)。


今回、アクティオ四国支店が開発した2t規制車(LED表示盤付)は、今までの規制車の概念を覆す画期的な商品。後方のアオリ部分が電光掲示板になっており、2t車のエンジンで発電した電力を使用するため、発電機の積載も不要なのだ。燃料管理がラクになるのはもちろんのこと、なんと荷台が丸ごと使える!

左上:荷台左下に設置されたインバーター。右上:インバーターの左右にAC100Vのコンセントが設けられている。左下:電力の管理は運転席付近に設けられたパネルで行う。右下:電光掲示板のON/OFFや文字&動画パターンの変更などは、後方アオリの左サイドに設けられたスイッチで操作。左上:荷台左下に設置されたインバーター。右上:インバーターの左右にAC100Vのコンセントが設けられている。左下:電力の管理は運転席付近に設けられたパネルで行う。右下:電光掲示板のON/OFFや文字&動画パターンの変更などは、後方アオリの左サイドに設けられたスイッチで操作。

その構造を、もう少し詳しく解説しよう。まず2t車のエンジンルーム内にオルタネーターを一基増設し、発電容量をアップ。荷台左下に増設されたインバーターまではDC24V/8kWがきており、インバーターでAC100V/3kW×2に変換。この内、約0.5kWの電力を電光掲示板に供給している。つまり、約5.5kWの電力がまだ使えるため、投光機やミキサーなどの電力として活用できるのだ。ちなみに、これらの電力は運転席付近に設けられたパネルで管理している。

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肝心の電光掲示板だが、デフォルトで65タイプの文字パターン、8タイプの動画パターンがインストールされている。この他、必要に応じてオリジナルのパターンを表示させることも可能だ(要パソコン接続)。

この新型2t規制車(LED表示盤付)の登場により、車線規制中の事故が減らせるかもしれない。車線規制始まりに配備するだけではなく、2t車としての機能を丸々確保しているため、資材運搬後は規制区間の中ほどに配備し、「スピード落とせ」「作業中にて注意」を表示させるなど、補助的な使い方も可能になるのだ。また、高速道路上に落ちた物を回収する際などは急を要するため、この2t規制車(LED表示盤付)を路肩に停め、「作業中」などと表示させた上で後続車のドライバーに注意を促し、落下物の回収を行うことが可能になる。

今回お話をうかがったアクティオ四国支店 支店長の武川大介氏。今回お話をうかがったアクティオ四国支店 支店長の武川大介氏。


四国支店では、過去にもオリジナル商品を開発している。エアコン付きのユニットハウスに倉庫スペースを設けた商品だ。これは顧客からのオーダーにより開発したが、今回の2t規制車(LED表示盤付)は四国支店アイデアの商品。世の中にない商品を開発することで、他社との差別化を図るのが狙いだ。新商品、新工法の開発。これぞ、まさにレンサルティングである。


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